当院は病棟、手術室を完備した北海道初の脊椎外科専門のクリニックです。
脊椎外科は整形外科の中でも、首(頚椎)から腰(腰椎)、お尻の骨(仙骨)までの せぼね(脊椎) に起因する病気をあつかう専門科です。 ご存じのとおり、脊椎は体を支える重要な部分であると同時に、脳から出て、肩、腕、手、太腿、膝、足など全身の末端にまでつながる、いろいろな神経の通り道です。したがってこの脊椎に問題や病気が起きると、手足にしびれや痛みがでたり、力が入らなくなって、家事や仕事ができなくなったり、歩行困難になったりして、日常生活に大変支障をきたす原因となります。 当院はこの脊椎外科の分野で豊富な経験を積んだ3名の日本整形外科学会、日本脊椎脊髄病学会認定の脊椎外科専門医が診察、治療にあたります。当院はより専門性を高め、患者さんに高度な医療を提供するため、下記のような特徴があります。
1 最新の診断機器の導入
2 紹介・予約を中心とした診察
3 最先端の低侵襲手術の導入
4 脊椎外科に特化したチーム医療
5 きちんとしたアフターケア
1. 当院では最新のMRI、CT、X線装置(トモシンセス)といった画像診断機器を導入しております。新型の診断機器は日進月歩で画像もきれいなので、患者さんの病態をいろいろな画像情報から的確に診断し、治療に役立てることができます。
2. 外来での混雑をさけ、長時間お待たせしないために、当院では基本的に他院からの御紹介や、事前の御予約をお願いしております。受付から診察、検査、リハビリ、会計などがスムーズにでき、患者さんにストレスのない医療のため御協力をお願いします。
3. 当院ではMISと呼ばれる低侵襲(患者さんに負担の少ない)手術を中心に行います。医師3名は、海外、国内の施設でこの低侵襲手術を習得し実績を重ねてきた脊椎低侵襲手術の専門医です。
4. 脊椎に限らず医療は医師のみで行うことはできません。当院は脊椎外科という専門分野に特化しており、看護スタッフ、検査スタッフ、手術スタッフ、リハビリスタッフ、事務スタッフ、すべてが連携して患者さんの治療にあたります。
5. 脊椎外科の治療は病態や症状が多岐にわたります。治療や手術後にきちんとしたフォローとアフターケアが必要と考えます。治療して終わり、手術して終わり、といったことではなく、調子が良くてもきちんと定期的に経過観察、検査などのアフターケアを大切にします。